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デコパネ V-22オスプレイ テスト飛行

休日出勤の合間に一瞬のテストフライト。

土手からの乱流で推定風速5m/s、ミニサイズオスプレイの初屋外テストにはかなり厳しい状況ですが強行。

風に正対させ離陸・・・しようとしただけでひっくり返されました。。。

損傷無しだったので諦めずに再挑戦、なんとか離陸、ハンチング気味ながらもホバってます。

っと、突風で強い向かい風を受けると大きく機首を持ち上げられ制御不能、裏返しに落ちてペラ破損。

やはりサイクリック無しで屋外飛行は無理なのか、モード転換メカは無駄だったのか、失敗作として解体が頭をよぎりますが、対策を考えます。

まず尾翼エレベーターの回転翼モードでのニュートラル位置をダウン位置に。

ジャイロ設定はゲインを小さく、リミット(制御動作範囲)を大きく。

室内ではリミットを出来るだけ絞った方が調子が良いようですが、屋外では外乱が大きいので十分大きくしておかないとコントロールを失います。

ペラを交換して再離陸、今度は突風が吹いても持ちこたえられます。

様子を見ながらジャイロと尾翼エレベーターを微調整すると悪条件の割にはなんとか安定を確保、この強風でコントロールを失う事なく浮いていられる事が分かっただけでも大収穫。

さらに横を向け旋回飛行に入れてみるとエルロン(モーター差動)がハンチング。
(動画でブンブンという音がはっきり聞こえます)

風に正対させ落ち着いたかと思いきや突然前傾して真下を向きコントロール不能に、その後何故か右ロールが始まりエルロンを左一杯に切っても止まらず裏返しに墜落。



損傷は両ペラ、左チルトサーボギア、左チルトシャフト。

3mmステンレス丸棒のチルトシャフトがグニャリ、コイツだけが上手く曲がってくれました。

曲がったチルトシャフト


90度前傾はエルロンのハンチングでジャイロが暴走したか、スロットルを抜いて尾翼エレベーターダウンとの釣り合いが崩れたようにも見えるし、上空の強く荒い乱気流に捕まったのかもしれません。

チルトの後傾角は小さいので大きな機体前傾に対しての復元力は強くありません。

これに関しては機体本体を少し後傾させると有効ストロークが稼げます。

KK2.0基板は3°ほど前傾させていましたが5°に変更。

その後のロールについては、映像で確認しても風で吹き飛ばされているようには見えないので、急激な姿勢変化によるジャイロの暴走だと思われます。

エルロンのハンチングに関しては設定数値をエレベーターほど大きく変更していませんでした。

前進速度が上がると転移揚力というかスリップ率が下がるというか、プロペラ効率が上がりジャイロの効きが敏感になるのもあるかもしれません。

強風下で飛ばす場合、屋内でのピタホバを目的とした設定と比べるとゲインを半分以下、リミットを5倍以上、D/Rを1.5倍以上にしないと風に対抗出来ずまともに浮いていられないようです。

横風によりロール軸が大きく煽られてハンチングを起こしたと考えていますが、横風と前進の合成風速により舵の反応が過大になったか、前進の為チルト角が大きくなりセンサーと制御動作のズレが大きくなり異常を起こした可能性も考えられます。

映像を見るとスロットルONで頭上げ傾向に見えるので、尾翼エレベーターにはスロットルからダウンミキシングを掛けてみます。

転換モードをどう設定するかはテストで探るしかなさそうです。



尾翼エレベーターについては、高い位置にあるプロペラや主翼はホバリング中風に煽られて傾くとますます投影面積が大きくなり傾きが加速するので、特に突風に対しては尾翼エレベーターの調整がかなり重要。

対気速度ほぼゼロの室内飛行では無用の長物ですが、屋外ではホバリング時もしっかり仕事してます。

テスト時、回転翼モードではニュートラル位置約15度ダウン、エレベーター操舵連動、ジャイロ制御無し。

横風に対するロール軸の空力調整は出来ませんがペラ差動による制御は強力なので設定を詰めれば大丈夫でしょう。

追い風に対しては・・・追い風状態は避けた方が賢明だと思われます。

この形式で、調整しだいで3m/s程度までの風なら屋外飛行にも十分対応できそうな事が分かりました。

モード転換時も対気速度5m/s(18km/h)位まではコントロールに破綻をきたす事なく加速できるでしょう。

その時のナセル前傾角度はこの位という事に。
デコパネオスプレイホバリング
(推定風速5m/sでホバリング中)

運良くフライトの大部分が固定カメラに収まっていたので原因追求に役立ちました。

いきなり過酷な条件でのテストでしたが、前進飛行時のデータと、限界に近い状況での貴重なデータが多く得られました。

モード転換までは行きませんでしたが見えてはきたような。

この形式独特の難しさがあってなかなか面白いです。

テーマ : ラジコン
ジャンル : 趣味・実用

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まとめ【デコパネ V−22オ】

休日出勤の合間に一瞬のテストフライト。土手からの乱流で推定風速5m/s、ミニサイズオスプレイの初屋

コメント

Secret

No title

少し前に「V-22 オスプレイの危険性」という記事を書かれていますが、ちょうどコンナ記事を見かけました。
http://ukiyoe-pcgallow.com/newpage7-maqqns-sekenbanashi.htm
やはりオスプレイに関してはヘリモードの安定性は確立していないようですね。

あと、F35が実はクアドのように4点支持によるホバリングだと初めて知りました。

次のお題、キマリですね。

Re: No title


記事書くのに一応いろいろ調べましたがこのサイトは見ていませんでした、かなり詳しく書いておられますね。

オスプレイは運用制限に他機種より厳しい部分があるのは確かですね、水平飛行の為の形状は回転翼機としての安定性を悪化させます。

F-35の図も分かりやすいです。

EDFのモード転換VTOLについては真剣に考えた事がありますが、私の技術力だと現時点ではパワーユニットの能力が足りず、構想段階でどう考えても最低限の飛行時間が確保出来ません。

プロペラのデコパネオスプレイでも飛行機や純粋なマルチコプターに比べると燃費効率は悪いですし。

パワーユニットの性能が2倍になったらEDFにも挑戦してみたいですね。
*

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King3エアーウルフ、小型発泡機、デコパネ機等の空物ラジコンで遊んでます。

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